前走前 2月24日 栗東ニューポリトラック 良馬場 一杯
助手
6F 83.4
5F 67.2
4F 52.0
3F 38.5
1F 13.2[8]
クレムリンシチー(3歳未勝利)一杯の外を追走1.7秒遅れ
3月10日 栗東坂路 不良馬場 一杯に追う
1回
助手
4F 56.3
3F 41.3
2F 27.6
1F 計測不能
3月10日、うーん、追い切りの動きは相変わらず悪いです。今週出走予定だそうですが、もう少し間を開けた方がいいと思います。
私ほっさんの追い切り評価は「B−」です。動きははっきりと悪いですが、一杯に追われたことを評価します。ただ、落馬の影響がまだ残っているような気がします。
馬名 | 前走騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
16 | アートオブダンサー | 佐久間寛志 | 2/27 500万 | 阪神ダ1400 | 12 | 9 | 2 | 13 | 1 | 3 | |
6 | ガーデンスタイル | 北村浩平 | 2/07 500万 | 中京ダ1700 | 8 | 10 | 交 | 交 | 10 | 14 | |
8 | サンマルミッシェル | 秋山真一郎 | 2/14 岡崎5下牝 | 中京芝1800 | 16 | 15 | 地 | 地 | 地 | 地 | |
8 | サンレイコンサート | 難波剛健 | 2/13 500牝 | 京都ダ1200 | 14 | 15 | 地 | 地 | 地 | 地 | |
15 | シーオブザスターズ | 太宰啓介 | 2/21 500万 | 京都ダ1900 | 15 | 14 | 9 | 11 | 1 | 4 | |
5 | シゲルフゲンダケ | 尾林幸彦 | 2/02 地方 | 荒尾ダ1400 | 1 | 1 | 地 | 地 | 地 | 地 | |
16 | ストロングヒロイン | 鈴来直人 | 2/24 交流 | 川崎ダ1600 | 12 | 11 | 12 | 17 | 13 | 地 | |
16 | チャーミングシチー | 和田竜二 | 2/27 500牝 | 阪神ダ1800 | 止 | 11 | 6 | 7 | 5 | 4 | B− |
4 | ティフィン | 国分恭介 | 1/23 500万 | 中京ダ1700 | 7 | 8 | 8 | 1 | 5 | 2 | |
7 | デザートジョオー | 坂井英光 | 2/09 交流 | 浦和ダ1400 | 5 | 10 | 交 | 交 | 交 | 交 | |
2 | パープルスター | 安藤光彰 | 11/15 500牝 | 福島ダ1700 | 4 | 10 | 4 | 9 | 6 | 6 | |
8 | ビクトリアスバイオ | 松岡正海 | 2/13 500牝 | 東京ダ1600 | 8 | 6 | 5 | 5 | 4 | 5 | |
8 | フェミニンワイルド | 松田大作 | 2/14 500万 | 中京ダ1000 | 9 | 11 | 6 | 11 | 7 | 11 | |
8 | ポレンティーナ | 荻野琢真 | 2/14 500万 | 中京ダ2300 | 14 | 14 | 9 | 5 | 交 | 7 | |
8 | ポンテディリアルト | 吉田隼人 | 2/13 500万 | 東京ダ1600 | 7 | 8 | 3 | 6 | 5 | 5 | |
3 | マルチメトリック | 大庭和弥 | 1/09 500牝 | 中山ダ1800 | 2 | 1 | 2 | 2 | 4 | 7 | |
優 | ヤマニンノベリスト | 田辺裕信 | 2/13 500万 | 中京ダ1700 | 5 | 12 | 4 | 6 | 7 | 15 | |
8 | ワンダースル | 野元昭嘉 | 2/13 500万 | 中京ダ1700 | 11 | 10 | 交 | 8 | 12 | 3 |
キャロットクラブの2騎は強力ですが、中でもマルチメトリックの力は断トツです。中京の土日の全1700mが出走対象のようですが、メンバーの軽いここを選ぶのではないでしょうか。ちなみに出馬想定もこのレースだけです。
ティフィンの方は北村友一騎手を確保し出走確定です。
チャーミングシチーは出走順位16位でこのまま出馬投票になったとしても1つの席を3頭で争うことになり、常識的には除外でしょう。
スタート地点はホームストレッチの左端。4コーナーを回り終わってすぐのところ。
最初の1コーナーまでは、ある程度距離があるので、枠順の有利・不利はあまりない。
しかし、最初のコーナーまでの各馬の出方はレースの流れを大きく左右する。
他場のダート1700mに比べて逃げ切るのが難しいので、テンからガツガツ行くと最後の直線で脚があがる。
しかし、小回りコースなので基本的には先行力は必要。好位から抜け出すのがベストだ。
後方一気は難しいが、マクリ差しは決まりやすい。このあたりは展開次第。
予想の際にはメンバーの脚質を考え、ペースを読む癖をつけたい。
また、芝1200mと同様にこのコースを得意としている馬が出現しやすい。予想の際には、コース巧者に注意したい。
重賞競走は組まれていないが、500万クラスを中心に中京のダート戦では、この1700mが最も多くレースが組まれている。
有利な枠順 フラット 有利な脚質 先行 ポイント 展開、コース適性 種牡馬ベスト ブライアンズタイム、サンデーサイレンス、アフリート 連対騎手ベスト 武豊、福永祐一、中舘英二、幸英明、安藤勝己 推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場 2歳新馬 1分49秒7 1分48秒3 1分48秒6 2歳未勝利 1分49秒0 1分48秒6 1分48秒5 1分47秒1 2歳500万 1分48秒2 1分45秒9 1分46秒9 2歳オープン 1分46秒6 3歳未出走 1分50秒5 1分50秒5 1分48秒4 3歳未勝利 1分49秒1 1分48秒8 1分48秒0 1分48秒5 3歳500万 1分47秒4 1分46秒7 1分46秒1 1分47秒5 古馬500万 1分47秒8 1分47秒1 1分46秒8 1分47秒2 古馬1000万 1分46秒2 1分45秒2 1分44秒6 1分46秒1 古馬1600万 1分45秒5 1分44秒1 1分44秒3 古馬オープン 1分45秒3 1分45秒6 1分44秒6 1分44秒2
馬名 | 騎手 | 前走 | 着 | 人 | 過去着順 | 追い切り | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
キタサンエンペラー | 松山弘平 | 2/20 500万 | 京都ダ1800 | 9 | 12 | 10 | 9 | 15 | 1 | ||
優 | シンクロナイザー | 宮崎北斗 | 2/13 500万 | 中京ダ1700 | 5 | 8 | 4 | 10 | 10 | 8 | |
シーガルプリンセス | 吉田稔 | 3/06 500牝 | 中京ダ1700 | 9 | 9 | 地 | 地 | 地 | 地 | ||
優 | ジートップキセキ | 西田雄一郎 | 2/21 500万 | 京都ダ1900 | 5 | 11 | 9 | 地 | 地 | 地 | |
スターリバイバル | 上村洋行 | 2/13 500万 | 中京ダ1700 | 13 | 10 | 13 | 5 | 3 | 2 | ||
スタールーセント | 丸山元気 | 8/30 500万 | 新潟ダ1800 | 4 | 6 | 交 | 交 | 9 | 6 | ||
チャーミングシチー | 藤岡康太 | 2/27 500牝 | 阪神ダ1800 | 止 | 11 | 6 | 7 | 5 | 4 | B− | |
テイエムバクシン | 古川吉洋 | 08/12/20 | 阪神ダ1200 | 15 | 12 | 7 | 7 | 7 | 障 | ||
ドリームザドリーム | 中舘英二 | 08/07/19 | 函館ダ1700 | 3 | 11 | 1 | 3 | 2 | 2 | ||
ネバーチェンジ | 太宰啓介 | 2/07 500万 | 中京ダ1000 | 7 | 5 | 6 | 10 | 6 | 消 | ||
ポートスピード | 柴原央明 | 2/13 500万 | 中京ダ1700 | 11 | 1 | 2 | 8 | 8 | 1 | ||
メイショウダイスギ | 国分恭介 | 2/14 500万 | 中京ダ1000 | 14 | 14 | 5 | 15 | 12 | 地 | ||
メイショウフェーヴ | 秋山真一郎 | 3/06 500万 | 阪神ダ1200 | 8 | 9 | 4 | 7 | 6 | 12 | ||
レアメタル | 村田一誠 | 2/27 500万 | 中山ダ1800 | 9 | 7 | 地 | 地 | 地 | 5 | ||
ワンダーティンバー | 丹内祐次 | 1/30 500万 | 中京ダ1000 | 13 | 16 | 13 | 14 | 16 | 3 | ||
ワンダースル | 野元昭嘉 | 2/13 500万 | 中京ダ1700 | 11 | 10 | 交 | 8 | 12 | 3 |
騎手の太字は乗り替わり。
出走予定の牝馬限定戦は除外対象の為、牡馬混合戦の8Rに出馬投票しました。確かに牡馬相手は嫌ですが、かなりの弱面です。
チャーミングシチーの鞍上はほっさん厩舎久々の藤岡康太騎手です。
藤岡康太騎手は2007年10月14日のデビュー年度に愛馬ステップシチーに騎乗していただいています。昇級初戦でしたが5番人気2着と好走させてくれました。勝ち馬カレンベラッジオは続く1000万特別も1番人気で圧勝。これに0.1秒差まで迫ったわけですから流石の騎乗と言えます。
昨年はデビュー3年目で重賞とGT(ともにジョーカプチーノ)を制覇。今年もすでに重賞1勝と活躍。100勝を超え減量が取れた今でも土曜8鞍、日曜9鞍と信頼され騎乗馬を集めています。
私との相性も良く、期待するしかありません。
ワンダーティンバー
遥か昔に現級3着はあるもここ4戦は全く競馬にならず。一変は考えづらい。
阿部新生師も上位争いは疑問と明言。
追い切りは今回マシな動きだが。
テイエムバクシン
ダート1200mで7着と安定していた時期もあるが、今回は1年3か月ぶり。さすがにいきなりは。いや、調子が良くても7着あたりがいいところ。
福島信晴師も使ってからと明言。
追い切りも終いの伸びを欠き全然。
メイショウフェーヴ
前走8着から出走できそうだったので連闘。距離も合わず無謀。
メイショウダイスギ
前々走は5着もダート1000m。この距離ではさっぱりで。
追い切りの動きはまずまず。もしかして!?
チャーミングシチー
このクラスでは牝馬限定戦でもワンパンチ足りないが、今回は牡馬混合戦とはいえ、やたらと相手が軽い。
それでも前走は転倒で競走中止。そこから中1週。うーん。調子さえよければ勝てるメンバーなのにぃ・・・。
ドリームザドリーム
昇級初戦の前走はいきなりの3着。力は最上位も前走から1年8か月ぶりでは・・・。あっさり勝たれても不思議はないが・・・。
追い切りは牧場で乗り込まれているとはいえ少し本数が少ない。
キタサンエンペラー
昇級後は全て9着以下。とてもとても。当日絞れていれば、らしい。
追い切りは終いの伸びが良く今までよりはやれそう。しかし、勝ち負けまではどうか。
スタールーセント
前走4着でメンバーの中では成績上位だが、走破時計は平凡。しかし出遅れていた。
追い切りは今回のメンバーの中ではかなり良好。
ジートップキセキ
地方から転厩後、前走は5着掲示板確保。しかも京都でのことで優先出走権を持って万全の調整。
追い切りもジョッキー騎乗とはいえかなりいい動き。
シンクロナイザー
前走5着で優先出走権を持って臨む一戦。しかし、前走は勝ち馬から1.9秒も離され大勢は決していた。あまり高く評価はできない。
追い切りも本数はあるが軽い。動きも普通。
ポートスピード
現級勝ちのある馬。降級後は2着が一度あるものの、案外成績は振るわない。前走は1番人気も11着大敗。さて。
追い切りは前走よりもり良化。かなり本気。
ワンダースル
5走前は現級5着だが、そこから大敗続き。追い切りも冴えない。強調材料なし。
シーガルプリンセス
地方転厩後の前走は9番人気9着。もう少し中央慣れが必要。
レアメタル
中央で未勝利を勝てずに地方転厩。地方では3連勝で中央に戻ってきたが、中央初戦は力不足を露呈。
追い切りも未勝利クラスの動き。
スターリバイバル
このクラスの安定勢力。前走は大敗も4か月ぶり。今回叩き2走目で上積みあり。
追い切りの動きも良化。
ネバーチェンジ
前走久しぶりのダートもイマイチ。一気の距離延長もどうか。
ポートスピード
スターリバイバル
ジートップキセキ
スタールーセント、チャーミングシチー
嬉しいくらいに弱いメンバーですね。チャーミングシチーが絶好調ならば勝てるのでしょうが、調子落ちは明らかですし、前走の落馬の影響も当然心配されます。
我が愛馬クリンゲルベルガーが2月に中京で500万クラスを脱出したときも調子は最高でした。やはりそこそこの能力に調子が伴わなければ結果は付いてこないと思います。
競馬ブック
短評は「高配含み」
予想家の印
二重△は△△で処理
馬名 米満浩 井上政 西村敬 チャーミングシチー △△ キタサンエンペラー ▲ スタールーセント △ 〇 ジートップキセキ △△ ▲ △ シンクロナイザー △ 〇 △ ポートスピード ◎ ◎ ◎ ワンダースル △ レアメタル △ △ △△ スターリバイバル 〇 △ ネバーチェンジ △
あとは無印
予想オッズ
以下38倍以上省略
馬名 予想オッズ ポートスピード 3.0 スターリバイバル 5.3 ジートップキセキ 5.5 シンクロナイザー 9.0 レアメタル 11.4 ドリームザドリーム 11.7 スタールーセント 12.5 キタサンエンペラー 19.7 メイショウフエーヴ 20.4 メイショウダイスギ 22.9 チャーミングシチー 23.4 ワンダースル 26.1 シーガルプリンセス 28.0
スピード指数
馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価 チャーミングシチー 73 68 69 69
デイリー馬三郎
予想印
◎ スターリバイバル
○ ポートスピード
▲ シンクロナイザー
☆ チャーミングシチー
以下省略
チャーミングシチー
「落馬したけど痛んだ様子はないね。減量騎手の効果は見込めるし、少し時計がかかれば。」(松水助手・デイリー馬三郎)
編集部注:藤岡康太騎手は減量騎手ではございません。
クリンゲルベルガーの知立特別回避で一時は14日は中京競馬場に行かないと言っていた私ですが、別件の用事がなくなり、また、いろいろと分析している内に掲示板は確保できそうな気がして、また相手も弱く、もしかすると勝てるかも知れないという気がして急遽中京競馬場に遠征することになりました。
なのでパドック写真を撮ってきました。以下は全て撮影順です。
レース2時間ほど前までずっと1番人気(とはいっても5.1倍でしたが)だった愛馬チャーミングシチー。
中京は2007年12月15日に横山典弘騎手で勝っている縁起のいい舞台です。その時もダート1700mでした。しかし、当時の時計は脚抜きのいい稍重馬場で1分49秒0と褒められたものではありませんでした。そういったことからも今回の走破時計1分47秒6良馬場はチャーミングシチーの成長を示し以前よりも強くなっていることを実感させます。
私の中京遠征はこれで3回目ですが、2007年6月3日のステップシチー1着と2010年2月6日のクリンゲルベルガー1着、そして今回のチャーミングシチーの2着といつも遠征した甲斐があり、非常に相性の良い競馬場です。
今回は着くのがギリギリであまり他馬は撮っていないのですが、スタールーセントは撮りました。
さあ、戦闘モードの目つき(ある意味怖いが)になってきた我らが愛馬チャーミングシチー。
チャーミングシチーに初騎乗の藤岡康太騎手。ほっさん愛馬とは上記で書きましたように2007年10月14日のステップシチー(5番人気2着)以来です。今回も9番人気2着と素晴らしい騎乗でした。
相変わらず目つきの悪いチャーミングシチー。馬体は正直良く見えませんでした。落馬から中1週の不安や先入観が先行していたかも知れません。
馬体重は前走マイナス4キロの428キロ。ギリギリだと思います。これ以上減ると力が出せないでしょう。
パドックではこのレース全体を見て「ヘボメンバーばかりだ」と言っている人がいました。私も同感でした。
この日この8Rの後3勝と大活躍した藤岡康太騎手。この藤岡康太騎手と愛馬チャーミングシチーの写真が欲しかったことも急遽競馬場に来た理由の1つです。
もうすぐ高松宮記念です。私も芝のGTに出走できる愛馬を持ちたいです。今年はキンシャサでしょう(笑)。
オッズが気になる藤岡康太騎手。いつもいつも実力よりも低評価の我らが愛馬チャーミングシチー。人気は低くてかまいません。結果がそれなりであれば。
チャーミングシチーは周回を重ねるごとにオッズが上昇。レース15分前の時点では単勝12.3倍になっていました。馬体重も前走マイナスですし、パドック気配もイマイチでしたからこれは正論ですね。
断トツの1番人気ポートスピードに騎乗する柴原央明騎手と談笑する藤岡康太騎手。そして前走もポートスピードで人気を裏切り落ち着かない柴原央明騎手。
藤岡康太騎手の頑張ってくださいの言葉に照れる先輩・柴原央明騎手。この後、寝首を取られることになる。
当日は3月中旬とは思えない暑さで発汗する馬たち。この適度な発汗は調子の良さを示しています。尻泡もその一種ですね。
結局1着2着になる両馬。レアメタルは村田一誠騎手。
ゲートに引かれていくチャーミングシチー。さあ、頼むぞ!!
まずは1完歩目の映像をご覧ください。我らが愛馬チヤーミングシチーはかなり早いほうのスタートでした。
芦毛の馬(赤い帽子)がチャーミングシチー。
いいスタートというのは、スタミナを多少なりとも温存できますし、この後が期待できますよね。
好スタートを切ったチャーミングシチーですが、鞍上の藤岡康太騎手が押しても押しても前に進まず、二の脚の差でジリジリと後退。10番手になります。藤岡康太騎手はかなり押して前の好位を取ろうとしていたのですが。
10番手と言っても馬群はほぼひと塊りで進んでいきます。チャーミングシチーはラチ沿いではないのですが、馬場の比較的内側のやや経済コースを追走します。そうはいっても砂は被りまくりです。
ちなみに勝ったレアメタルは出遅れて最後方追走。二の脚のつかなかったチャーミングシチーといい結果的には前崩れの展開になりますから後方になってしまったことは非常にラッキーでした。
4角でもチャーミングシチーの藤岡康太騎手は腹を括って馬群を割る決意をします。以前の特集でもお話しましたように、能力的にワンバンチ足りないチャーミングシチーはこういった大胆な乗り方でもしないと正攻法で大外を回っていては勝ち負けは出来ません。
しかし、現地で見ていてチャーミングシチーの脚色は一向に衰えず、それどころか馬群を割ってジリジリと伸びてくるではありませんか。この時点で私は馬券圏内を確信しました。いや、勝てるかと思いました。
勝ったレアメタルは大外一気。チャーミングシチーは内で粘るキタサンエンペラーを最後の最後で競り落とし実に新馬戦以来の2着と大健闘!!
最後の直線。チャーミングシチーは馬群の真ん中なので見えません。
一旦は抜け出した上村洋行騎手騎乗のスターリバイバルですが、最後の最後に脚が上がってしまい8着でした。この時点ではそれなりのリードがあったのですが。
やっとちょこっと見えたチャーミングシチー。残り200mのハロン棒のすぐ右下です。
勝ったレアメタルとは1馬身1/4の差。本当にいいレースでした。
2着5番チャーミングシチー。
単勝馬券は7枚買っていたのですが、如何せん複勝馬券は買っていませんでした。痛恨。
今回のチャーミングシチーの走破時計1分47秒6良馬場は、中京ダート1700mの古馬500万下クラスの過去10年間の平均勝ちタイムが1分47秒8良馬場ですから、勝ち負けレベルに匹敵する時計です。
ただ、ほとんど距離ロスもなくスタートも良くこの上ない走りでしたが。
もちろん相手が強ければ及びませんが、平均レベルとしては500万クラスを勝ち上がる能力があると言っていいでしょう。よくここまで来てくれたものです。
もっとも、未勝利戦を勝ち上がったのもここ中京のダート1700mだったのですが。
藤岡康太騎手はこの8Rの2着を境に大爆発。
9Rでは1番人気のスズカジェットで1着、
10Rでは3番人気のタマモアルプスで1着、
12Rでは1番人気のナリタプラチナで1着と
一気に3勝を上げました。チャーミングシチーでの大胆騎乗で自信を深められたのでしょう(勝手にそう言い切ります)。
良い騎手の良い状態の時に乗って貰えました。
今回の本賞金280万円加算で、チャーミングシチーの獲得本賞金は1422万円となり、ついに募集総額の1200万円を超えました!!
これは私の愛馬に対するとりあえずの目標ですから、それをクリアしたことになります。もちろん、預託管理費などを合わせれば赤字ですが、これだけたくさん走り楽しませてくれればなんの文句もありません。投資大成功です。
いやぁ、嬉しいですね。
チャーミングシチー(2着)
「後ろからのレースになったけど折り合いはスムーズだったし、あとはリズム良く走らせることを心掛けた。追ってからしっかり伸びたし、この内容ならすぐにチャンスはありますよ。」(藤岡康太騎手・競馬ブック)
チャーミングシチー(2着)
「押して行った後は中団の馬込みで我慢。3角からは馬込みの中を進出。最後も内をうまく捌いてよく伸びていた。持ち時計は走っているし、今日は展開も嵌まった。」(競馬ブック)
次走は優先出走権を持って臨むわけですが、相手次第では今回よりも苦戦するでしょう。今回は、
1.内をついて馬群を割る距離ロスのない申し分ない競馬だった
2.とにかくメンバーが軽かった
3.平均的な勝ち時計で特筆すべき時計ではない
4.勝ち馬も最後方からで展開がずっぽし嵌った
ことなどから、今回の2着は過大評価できません。ただ、近走どんなメンバーでも大崩れしていませんし、当然次走も勝てないまでも掲示板の期待は高まります。
関西に住んでいながら、重賞のフィリーズレビューやキャロ高額馬対決(トゥザグローリーとゴルトブリッツ)の阪神競馬場に行かず、唯一重賞のない中京に行くなど普通では考えられない行為ですが、これが1口馬主というものです。
ここ数戦は掲示板こそなかったものの、レース内容の良化していたチャーミングシチーをつい見たくなり遠出してしまいました。私がこの遠征を決めたのは当日の朝9時です。
次走は3月28日の中京の牝馬限定戦でしょうね。GTの開催日で良い騎手(岩田康誠騎手とか藤田伸二騎手とか)を確保できそうです。もちろん、藤岡康太騎手でなんの不安もありませんが。
とにかく2着というのは賞金も高く、愛馬の本賞金にも加算されますから嬉しいですね。次走もとにかく掲示板を欲しい。いや、勝てば最高なのですが。
頑張れチャーミングシチー!!
2010年 2月27日 第23戦 500万下 阪神ダ1800m 牝馬限定戦 (競走中止/11番人気)
2010年 1月23日 第22戦 500万下 京都ダ1800m 牝馬限定戦 (6着/9番人気)
2010年 1月 9日 第21戦 500万下 京都ダ1800m 牝馬限定戦 (7着/13番人気) 写真多数付き 現地観戦レポート
2009年11月 7日 第20戦 500万下 福島ダ1700m 牝馬限定戦 (5着/7番人気)
2009年10月18日 第19戦 500万下 京都ダ1800m (4着/15番人気)
2009年 9月24日 第18戦 JRA指定交流 長月特別 笠松ダ1800m (4着/2番人気)
2009年 7月26日 第17戦 足立山特別 500万 小倉芝1800m (11着/11番人気)
2009年 7月12日 第16戦 500万 阪神ダ1800m (15着/13番人気)
2009年 4月26日 第15戦 500万 京都ダ1800m (11着/13番人気)
2009年 4月 5日 第14戦 500万 阪神ダ1800m (13着/13番人気)
2008年10月25日 第13戦 500万 京都ダ1800m 牝馬限定戦 (7着/9番人気)
2008年10月15日 第12戦 JRA指定交流 三番叟特別 笠松ダ1400m (3着/5番人気)
2008年 6月 8日 第11戦 500万 中京芝1800m 牝馬限定戦 (12着/14番人気)
2008年 4月13日 第10戦 忘れな草賞 3歳オープン 阪神芝2000m 牝馬限定戦 (12着/16番人気) 写真多数付き 現地レポ
2008年 3月23日 第9戦 3歳500万 阪神ダ1800m (8着/11番人気) 写真多数付き 現地レポ
2008年 3月 1日 第8戦 沈丁花賞 3歳500万 中京ダ1700m (8着/8番人気)
2008年 2月 2日 第7戦 つばき賞 3歳500万 京都芝1800m (12着/11番人気)
2008年 1月 6日 第6戦 福寿草特別 3歳500万 京都芝2000m (13着/14番人気) 写真多数付き 現地レポ
2007年12月15日 第5戦 2歳未勝利 中京ダ1700m 牝馬限定戦 (1着/4番人気)
2007年11月23日 第4戦 2歳未勝利 京都芝1600m 牝馬限定戦 (3着/8番人気)
2007年10月28日 第3戦 2歳未勝利 京都芝1600m 牝馬限定戦 (14着/6番人気)
2007年 9月29日 第2戦 2歳未勝利 阪神芝1400m (5着/4番人気) 写真多数付き 現地レポ
2007年 9月 9日 デビュー戦 2歳新馬(混合) 阪神芝1800m (2着/9番人気) 写真多数付き 現地レポ